「本当はね、男の子が欲しかったの」
幼い時に母から言われた言葉。
この言葉でTさんは「私は生まれてこなければよかったのかな」と思っていました。
「私はいない方がよかったのかな。」
「私ではママを幸せにしてあげる事はできないんだ。。。」
ずっと、ずっと心にそんな思いを持ち続け苦しんでいました。
以下はご本人からメールをいただいた内容です。
ご本人に了承を得て掲載させていただきました。
私は、4人兄弟の末っ子で、母としては4人目にもう一人、男の子が欲しかったそうです。
誕生日の前日に、実家の父に用があったので電話したところ、母がまず電話に出たので、
私:「ママ、1日早いけど、産んでくれてありがとう!」
母:「あら!産んだほうはすっかり忘れてたよ!」
私:「産んでもらった方は、一生忘れないよ!ママが欲しがってた男の子じゃなくてゴメンね…。」
母:「何言ってんの!とーっても幸せだよ。」
私:「良かった!私もとーっても幸せだよ、ありがとうね。」
母:「あんたは、赤ちゃんの頃からキャッキャしてて、うんと可愛かったよ。今でも変わらず可愛いよ。」
私:「そーお?私もママの子供で良かったよ!ありがとうね!」
そして、電話は父に代わりました。
ママ、私、本当に幸せだよ。
やっと生まれてきた意味がわかったの。
あまりにも幸せで、時々不安になるけれど、
ママが頑張って産んでくれたんだから、
一生懸命、生きさせてもらうからね。
世界はとっても素晴らしくて、
生きることがこんなにも素晴らしいとは知らなかったの。
皆に出会えて、夫にも出会えてとっても幸せです。
私の人生はある日突然変わりました。
どうにかして、自分を変えたいと思い続けて、色々なことを試してみました。
吉村さんのヒプノセラピーもその一つでした。
ヒプノセラピーを受けたから、全てが変わったのではなく、
変わる過程の一つにヒプノセラピーがあったのだと、吉村さんはおっしゃいます。
もし、自分自身の中に、悲しみや怒りがあって、
どうしてもその苦しみから逃れられないのであれば、
ヒプノセラピストさんを訪ねてみて下さい。
人生には、不必要なものは何もありません。
今抱えている苦しみは、いつかあなたを変える大切な過程だったのだと、
納得する日がやってくると思います。
私のような悩みを持つ方が素敵な変化と、
素晴らしい人生が訪れることを願うばかりです。
吉村さんに出会えて、私は本当に幸せです。
どうぞこれからも、宜しくお願い致します。
Tさま
心温まる親子の会話をシェアしてくださって、ありがとうございます。
お母さまへの未完了の感情をヒプノセラピーのセッションの中で退行し、
当時のTさまとお母さまとの時間をやり直しましたね。
メールを読ませていただき、セッションでの感覚を思い出しうれし涙が溢れてきました。
世界は素晴しい。
生きる事は素晴しい。
それはTさま自身が素晴らしいからなのです。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ヒプノセラピーのご感想をシェアしてくださり、ありがとうございました。
(吉村)