自律神経の乱れ
自律神経は循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために24時間働き続ける神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、二つはシーソーのようにどちらかが優位になることでバランスをとっています。
交感神経は緊張と活動の神経で、日中の運動や仕事をしている時など優位になり心拍数や血圧を上げています。
副交感神経は睡眠前後や入浴時、食事中など心身ともにリラックスし落ち着いている時に優位になり、脈拍も血圧も下がります。
副交感神経が優位になると排泄の反応もよく出ます。
余談ですがヒプノセラピーや瞑想のあとトイレが近くなるのは、副交感神経が優位になりリラックスしているからなんです。
交感神経が優位になりすぎると・・・
自律神経はストレスにとても弱いです。
ハードワークや対人関係の悩みなどの精神的ストレスが重なると交感神経が過剰になり、めまい・耳鳴り・食欲不振・不眠など自律神経失調症の症状が出てきます。
特に女性はホルモン分泌のバランスが不安定なため、ストレスを感じやすく自律神経のバランスも崩しやすいです。
更年期障害や不定愁訴も自律神経の乱れが関係していて、男性よりも女性に自律神経失調症が多いのはそのためです。
交感神経を刺激するアロマ
副交感神経を刺激するアロマ
自律神経失調症の改善には緊張した体と心をほぐしリラックスすることが一番です。
アロマテラピーやレインドロップトリートメントはリラックス効果も高く、神経の高ぶりを鎮め自律神経のバランス調整にとても有効です。
またお薬と違い副作用もなく、よい刺激を与えることができます。
ストレスは小さなことが積み重なって、身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
普段からストレスを貯めないように、アロマを活用してくださいね。